事情が変わった年賀状

さて、毎年暮れも迫ってくると、頭を悩ませるのが年賀状です。
昔の年賀状作成って、一枚一枚手書きで大変でした。
工夫して、野菜でハンコを作って押してみたり、慣れないプリントごっこと格闘したり・・・。今となっては良い思い出です。

その頃にくらべれば、便利なプリンターや印刷会社で簡単にできるようになって苦労は随分と軽減されてきました。
かくいう私も、その恩恵をうけ我が家のプリンターで頑張ってみるものの、やれインクがない、操作がどうだったか忘れた、紙が詰まった・・、師走に大忙しです。

しかし、大変なだけに、楽しみも多いもの。
年賀状だけをかわす友人や、10年来もあっていない遠方の親せきに宛名を印刷しながら「今頃どうしてるのかな。○○ちゃんはどれだけ大きくなったかなあ」と思いをはせるのも乙だったりします。

今では、紙の年賀状を面倒くさがって、メールで簡単に済ます方もいるようですが、やっぱり紙の年賀状のもらった時、胸がほっこりするような温かさは忘れられません。また、どれも印刷で刷ってあるものの、横にひっそりと添え書きが書かれてあるのも嬉しかったりします。ないと、ちょっと残念なような、社交辞令なら送ってこなければいいのにと思ってしまったりします。

年が明けての年賀状を振り分ける作業もその楽しみの一つ。
年賀状の枚数を競ったり、こたつでみかんを食べながらメッセージを読みふける時間は三が日ならではの風景です。
遅れて届く年賀状も、あの人らしいわ、とかあれ?あの人は必ず元旦に間に合うように出すのにどうしたのかしら・・など、その人の癖や近況を知る様で面白いものです。

そして、ひそかに楽しみにしているのが、年賀状のファイリングです。
今は、昔よりもさまざまな形の年賀状入れができていて、それを選ぶのも楽しみです。
特に仲の良い友人だけのファイルなど作っておくと、過去の写真と現在までの物を見返してタイムスリップしたような気分になります。

写真といえば、前とくらべれば圧倒的に写真入りの年賀状が多くなりました。
例えば、年賀状が10あるとしたら、その内の7枚は写真入りという風に変化したような気がします。世代で違いがあるかも知れませんが、これもプリンター機器の発達のたまものでしょうか。
おかげで、ファイリングを見ると、カラーの友人や親せきの子供たちの画像でいっぱいです。

時代時代で変わってきた年賀状も、送る人の心は一緒、昔と変わらぬ心で送りたいと思います。

初めて年賀状を送ったのは、祖父と祖母でした。まだ幼稚園の頃の話ですので、私は覚えていませんが、祖父の手元に私の書いたはがきが残っていました。

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